ゲームの王国 上
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4.4 • 10件の評価
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- ¥1,200
発行者による作品情報
サロト・サル――後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子、ソリヤ。貧村ロベーブレソンに生まれた、天賦の「識(ヴィンニャン)」を持つ神童のムイタック。運命と偶然に導かれたふたりは、軍靴と砲声に震える1975年のカンボジア、バタンバンで邂逅した。秘密警察、恐怖政治、テロ、強制労働、虐殺――百万人以上の生命を奪い去ったあらゆる不条理の物語は、少女と少年を見つめながら粛々と進行する……まるでゲームのように。
カスタマーレビュー
たにむじ
、
ユーモアが好み
ネタバレ。突然なぜか美声に目覚める男や、土を食って操る男の土バトルシーンなどに、小川哲流のユーモアを感じファンになった。その後にちょこちょこ美声の男が出てくる度に、そここいついるかなどと思うと可笑しくなってくる。シリアスな背景に埋め込まれたコントラストの効いたサービス的な仕掛けが気に入りました。