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発行者による作品情報

短い旅に出た老執事が、美しい田園風景のなか古き佳き時代を回想する。長年仕えた卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々……。遠い思い出は輝きながら胸のなかで生き続ける。失われゆく伝統的英国を描く英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。

ジャンル
小説/文学
発売日
2001
5月31日
言語
JA
日本語
ページ数
368
ページ
発行者
早川書房
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
1.2
MB

カスタマーレビュー

計画中

日の名残り

頑なな執事の人間味が、徐々に表に出始めて、どういうラストに繋がるのか、のめり込むように読みました。関わった人に寄りかかることが相手を幸せにすることもあるなと改めて思いを整理しました。

のほほん太郎

人生の選択を省みて

人生とは多くの選択の連続であり、さらにその背景には無数の情勢や人々の思惑があることを思い知らされた作品でした。ラストは本当に素晴らしいです。言葉にできない感動がありました。一読の価値は十分にあります。

三崎信吉

必読の名著

純文学とはあまり縁のない私。
その私が。読み終えた時に感じた満足感。
それは、何か全ての漠然とした疑問が解き放たれた開放感のようななんとも言い表せない幸福感だった。

これはもしかしたら私のような、社会人としての人生の終わりが見えてきた人ならではの感想かもしれない。
是非、四十代、五十代の人に読んでほしい作品だと思う。

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