おたふく 山本周五郎名品館I おたふく 山本周五郎名品館I
ブック第1巻 - 山本周五郎名品館

おたふく 山本周五郎名品館I

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    • ¥880
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発行者による作品情報

没後50年、いまもなお読み継がれる巨匠の傑作短篇から、沢木耕太郎が選び抜いた名品。

山本周五郎の世界へ誘う格好の入門書であり、その作家的本質と高みを知ることができる傑作短篇集の決定版!


生涯、膨大な数の短篇を遺した山本周五郎。

その大半がいまだに読み継がれ、多くの読者に愛され、また後進の作家たちに多大な影響を与え続けている。

市井に生きる庶民の哀歓、弱き者の意地、男と女の不思議など、特に時代小説に傑作が多く、その数も膨大なものがある。


山本周五郎作品に深く傾倒する沢木耕太郎氏が独自の視点と切り口で4巻36篇を選び、各巻の末尾に斬新かつ詳細な解説エッセイを執筆。

第1巻は「一丁目一番地のひと」と題して、周五郎作品に登場する女性像を分析する。


本書の収録作は以下の9篇。


「あだこ」(絶望した武士を立ち直らせるけなげな娘)

「晩秋」(仇である老臣の立派さ)

「おたふく」(かわいい女)

「菊千代抄」(男として育てられた君主の哀しみ)

「その木戸を通って」(ふっと来て、ふっと消えた女)

「ちゃん」(酔っ払いだが腕のいい職人の父親)

「松の花」(妻に死なれて初めて知る妻の偉さ)

「おさん」(自分の性に翻弄される女を追って)

「雨あがる」(おおらかな浪人とその妻)

ジャンル
小説/文学
発売日
2018年
4月10日
言語
JA
日本語
ページ数
480
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.4
MB
山本周五郎 作品集 一 山本周五郎 作品集 一
2019年
柳橋物語・むかしも今も 柳橋物語・むかしも今も
1964年
五瓣の椿 五瓣の椿
1964年
長門守の陰謀 長門守の陰謀
2009年
霜の朝 霜の朝
1987年
時雨のあと 時雨のあと
1982年
ちいさこべえ(1) ちいさこべえ(1)
2013年
ちいさこべえ(2) ちいさこべえ(2)
2013年
ゆうれい貸屋 ゆうれい貸屋
2023年
ちいさこべえ(3) ちいさこべえ(3)
2014年
ちいさこべえ(4) ちいさこべえ(4)
2015年
人情裏長屋 人情裏長屋
1980年
初詣で 照降町四季(一) 初詣で 照降町四季(一)
2021年
隠し剣秋風抄 隠し剣秋風抄
2004年
蝉しぐれ 蝉しぐれ
1991年
女のいない男たち 女のいない男たち
2016年
裏の木戸はあいている 山本周五郎名品館II 裏の木戸はあいている 山本周五郎名品館II
2018年
寒橋(さむさばし) 山本周五郎名品館III 寒橋(さむさばし) 山本周五郎名品館III
2018年
山本周五郎名品館IV 将監(しょうげん)さまの細みち 山本周五郎名品館IV 将監(しょうげん)さまの細みち
2018年