シーソーモンスター
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3.8 • 37件の評価
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- ¥880
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発行者による作品情報
バブルに沸く昭和後期。一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。(「シーソーモンスター」)
アナログに回帰した近未来。配達人の水戸は、一通の手紙をきっかけに、ある事件に巻き込まれ、因縁の相手檜山に追われる。(「スピンモンスター」)
時空を超えて繋がる二つの物語。「運命」は、変えることができるのか――。
【電子版巻末に特典QRコード付き。〈螺旋プロジェクト〉全8作品の試し読みを読むことができます】
※〈螺旋プロジェクト〉とは――
「共通ルールを決めて、原始から未来までの歴史物語をみんなでいっせいに書きませんか?」伊坂幸太郎の呼びかけで始まった8作家朝井リョウ、伊坂幸太郎、大森兄弟、薬丸岳、吉田篤弘、天野純希、乾ルカ、澤田瞳子による前代未聞の競作企画
〈螺旋〉作品一覧
朝井リョウ『死にがいを求めて生きているの』
天野純希『もののふの国』
伊坂幸太郎『シーソーモンスター』(本作)
乾ルカ『コイコワレ』
大森兄弟『ウナノハテノガタ』
澤田瞳子『月人壮士』
薬丸岳『蒼色の大地』
吉田篤弘『天使も怪物も眠る夜』
カスタマーレビュー
ヌード最高
、
エンタメ性の高い小説
第一作の方は、結局嫁と姑が同じ情報機関の出身者というオチになり、すごい偶然で、非現実的な絵空事に思えてあまり好きではない。
しかし、この作家の作品はエンタメ性が高く、冒険活劇という感じで楽しめる所が良い。
第二作も、主人公が交通事故の相手と、何度も偶然に出会うのは、リアリティに欠ける。登場人物を増やせばいいのではないか?
近未来を描いているのが、興味深かった。
toking0407
、
シーソー
兎に角、スゴイの一言。一言でも感想を言えばストーリー全てを語ってしまいたくなる短時間の伏線回収!
よめ!
たなわわるかよ
、
面白い
とてもいい