ファーストラ‪ヴ‬

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    • ¥780
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発行者による作品情報

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?

臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは?「家族」という名の迷宮を描く傑作長篇。


第159回直木賞受賞作。


※この電子書籍は2018年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

ジャンル
小説/文学
発売日
2020年
2月5日
言語
JA
日本語
ページ数
368
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.5
MB

カスタマーレビュー

やんもの

内容は

重たいはずなのに、読んでいて、心が洗われるような不思議な感覚。

オリコう。

期待が大き過ぎました

映画で主人公を北川景子が演じる情報を得てから読んだ作品でしたので、期待をしていました。
個人的には、小説と映画の主人公がちょっと合っていないのではないかと感じました。
映画を観ていないので何とも言えませんが、小説の主人公は凄く繊細で脆い中に強い芯を感じるイメージを持ちました。
自分自身が大雑把な性格で、平凡な少女時代を送った事もあり、小説の中の誰とも共感する部分が感じられませんでしたが、纏まった小説ではあります。

45400310

さすがの一言

映画の前に、まず読んで欲しい

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