プシュケの涙
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3.8 • 24件の評価
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- ¥720
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発行者による作品情報
夏休み、補習中の教室の窓の外を女子生徒が落下していった。自殺として少女の死がひそかに葬られようとしていたとき、目撃者の男子に真相を問い詰めたのは少女と同じ美術部の由良だった。絵を描きかけのまま死ぬはずがない。平凡な高校生たちの日常が非日常に変わる瞬間を鮮烈に描いた、青春ミステリーの傑作。
カスタマーレビュー
ひゃーお
、
底なしに青い青春だった
ページを捲る指が止まらないミステリーの前編。そして後編はその背景に隠れていたとんでも無く青くて儚い青春。涙は流れなかったけど、青春コンプレックスには由良はキツイ強心剤だ。心臓が潰れそうになるくらいに。本当は少し泣いた。