一次元の挿し木
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4.2 • 198件の評価
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- ¥880
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発行者による作品情報
2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作
「謎の牽引力、ストーリーの面白さは、今回これがダントツ」大森 望(翻訳家・書評家)
「古人骨のDNA鑑定が暴く驚くべき真相!」香山二三郎(コラムニスト)
「謎の散らばせ方、話の運び方も上手く、最後までぐいぐい読ませました。文章も上手い」瀧井朝世(ライター)
「文章力が圧倒的だし、魅力的な謎の提示、読者を惑わす情報を入れてくるタイミングなど、とにかく舌を巻く巧さだ」千街晶之(書評家)
「遺伝人類学を専攻する主人公の専門家らしさもきちんと書けているし、一方で“ちゃぽん”という擬音の活かし方も巧みだ」村上貴史(書評家)
「スケールが大きい陰謀劇であり、成長小説としての面白さも備えた作品。広げた風呂敷をきちんと畳み、物語の幕を閉じる技量に、自信を持って推す」川出正樹(書評家)
二百年前の人骨のDNAが
四年前に失踪した妹のものと一致!?
ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測もつかない大きな企みに巻き込まれていく——。
カスタマーレビュー
色々な要素が絡み合い
想像し得なかった結末に行きつき、読み応えがあった
初めてまともに読書した
幼い頃から一切こうゆう本を読まず
25年過ごしてきました。
語彙力もなく社会人としてダメだなと思い、渋々本を読む事に。
職場の先輩にこの本を紹介されて読んでみたところ、凄く面白く、本と無縁だった私でもこんなに楽しめる本があるのか!と思い、今では普通に趣味として本を読む習慣が増えました。
この本に感謝したいです。
ミステリー系、恋愛系もありハラハラドキドキするお話で、自分にはドンピシャな本でした。
読んで損は無いと思います。