俘虜記 俘虜記

俘虜‪記‬

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    • ¥880
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発行者による作品情報

著者の太平洋戦争従軍体験に基づく連作小説。冒頭の「捉まるまで」の、なぜ自分は米兵を殺さなかったかという感情の、異常に平静かつ精密な分析と、続編の俘虜収容所を戦後における日本社会の縮図とみた文明批評からなる。乾いた明晰さをもつ文体を用い、孤独という真空状態における人間のエゴティスムを凝視した点で、いわゆる戦争小説とは根本的に異なる作品である。横光利一賞受賞。

ジャンル
小説/文学
発売日
1967年
8月14日
言語
JA
日本語
ページ数
487
ページ
発行者
新潮社
販売元
Shinchosha Publishing Co., Ltd.
サイズ
2.6
MB
WORLD WAR Z(上) WORLD WAR Z(上)
2013年
エトロフ発緊急電 エトロフ発緊急電
1994年
潜航せよ 潜航せよ
2016年
瀕死のライオン(上) 瀕死のライオン(上)
2014年
運命の人(四) 運命の人(四)
2011年
往きてまた還らず(上) 往きてまた還らず(上)
1999年
野火 野火
1954年
野火 野火
1970年
恋愛論 恋愛論
1970年
事件 事件
2014年
花影 花影
1978年
無罪 無罪
2014年
失敗の本質 失敗の本質
1984年
風の歌を聴け 風の歌を聴け
2004年
人新世の「資本論」 人新世の「資本論」
2020年
人間失格 人間失格
1952年