夢野久作 名作‪集‬

怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い「夢野久作」作品の中から代表作でもあり、日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書

『ドグラ・マグラ』をはじめ摩訶不思議な名作12作品を収録。


異彩を放つ夢想家:夢野久作の作品。

波乱万丈な人生を送った夢野の生み出す作品は

世間一般では奇作として知られています。

戦前に書かれたことを感じさせないセンセーショナルな作風で一度読んだら虜になってしまうかも。


難解な作品イメージがありますが、夢野作品初心者でも十分に楽しめるラインナップとなっています。


奔放な空想力と説話的文体を駆使した、日本文学史上類を見ない魅惑の世界へご案内致します。


◆もくじ


・ドグラ・マグラ


・瓶詰地獄


・少女地獄


・キチガイ地獄


・死後の恋


・あやかしの鼓


・近世快人伝


・ココナットの実 


・悪魔祈祷書


・人間腸詰 


・人の顔


・木魂 


◆著者情報


夢野久作(ゆめのきゅうさく)

1889年1月4日 - 1936年3月11日

福岡県福岡市生まれ。

日本の禅僧、陸軍少尉、郵便局長、小説家

詩人、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。


日本探偵小説三大奇書の一つに数えられる畢生の奇書『ドグラ・マグラ』をはじめ、怪奇色と幻想性の色濃い作風で名高い。

またホラー的な作品もある。

詩や短歌にも長け、同時代の他の作家とは一線を画す作家である。