発行者による作品情報
明治時代の日本の小説家、評論家、英文学者夏目漱石。本名、金之助(きんのすけ)。『夢十夜』は底本の「「夏目漱石全集10巻」ちくま文庫、筑摩書房」では「日本の小説・文芸」としてまとめられている。本書で登場するのは、「(第一夜~第十夜)」などが収録されている。
APPLE BOOKSのレビュー
1910(明治43)年刊行の短編集「四篇」に収録された「夢十夜」は、写実的なスタイルを軸にする夏目漱石にはとっては珍しい、ファンタジー色豊かな10本の小品。"こんな夢を見た"という書き出しで、夢を巡る過去、現在、未来での物語が展開していき、不条理ながらも想像力をかき立てられるエピソードの数々に引き込まれる。死んだ女との再会を待っているうちに百年が過ぎてしまった「第一夜」、百年前に手をかけた我が子に再び出会う「第三夜」、女と一緒に行方不明になった男が不思議な体験を回想する「第十夜」など、幻想小説のような味わいを含んでいる。
カスタマーレビュー
アグネス川龍之介
、
なつめんのゆめじゅー
第三夜で急にホラーに、なるよん
簾葉
、
読み出したら止まらない
夢という舞台だからこそできる不気味さがとてもいい。
前から気になっていて無料になっていたので読んでみたが、
おすすめできる面白さ。さすが夏目漱石。
てれんこバヤシコ
、
むつかしい
おらにはァむつかしいなぁ