相対性理論
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3.5 • 25件の評価
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発行者による作品情報
「相対性理論」は、20世紀初頭にアルベルト・アインシュタインが提唱した時空(時間と空間)に関する物理学の理論。
たとえば、「1秒や1メートルの長さは、立場や状況によって変わる」「重力で光が曲がる」といった現象は、「相対性理論」から導き出されたもので、こうした時空の伸び縮みを利用すればタイムトラベルも可能とされることから、その後のSF小説にも多大な影響を与えた
1905年に発表された「特殊相対性理論」とそれをさらに発展させて10年後に発表された「一般相対性理論」の総称として「相対性理論」は使われる。「特殊相対性理論」は時間と空間の、「一般相対性理論」は重力の新理論として、それまでの物理学の常識を根底から覆した。
そんな世紀の大理論を読み解く一冊。
この作品には、昨今では不適切として受け取られる可能性のある表現が含まれますが、当時の時代背景、表現およびオリジナリティを尊重し、そのままの形で作品を公開します。
APPLE BOOKSのレビュー
天才物理学者のアルベルト・アインシュタインが、1911年にチューリッヒの自然科学会で行った講義をまとめた書。翻訳者である石原純は、ヨーロッパ留学時にアインシュタインの下で学び、アインシュタインが来日した時には通訳も務めた。講義内容は高度ながらも、平易な口語体で解説されているため、物理になじみのない人でも比較的取り組みやすい。“この宇宙で変わらないものはただ一つ、光の速さである”という前提に立ち、“時間と空間は、見る人によって変わる”と説くこの理論は、私たちの日常的な感覚とはかけ離れていて、すんなりとは理解しづらい。ただ、数式によって裏付けられたもう一つの現実に触れることは、あっと驚くような感動を与える。そしてこの理論はGPSなどの技術に生かされ、今を生きる私たちの生活を豊かにしている。なお、本書で扱われているのは、後に「特殊相対性理論」と呼ばれる理論であり、アインシュタインはこれを土台として、1915年に重力の概念を加えた「一般相対性理論」へと発展させている。
カスタマーレビュー
これに絵を追加して欲しい
タイトルの通り文と値段
そのままで別の本で絵を追加
お願いします