星がひとつほしいとの祈り
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4.3 • 80件の評価
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- ¥530
発行者による作品情報
時代がどんなに困難でもあなたという星は輝き続ける。売れっ子コピーライターの文香は、出張後に立ち寄った道後温泉の宿でマッサージ師の老女と出会う。盲目のその人は上品な言葉遣いで、戦時中の令嬢だった自らの悲恋、献身的な女中との交流を語り始め――「星がひとつほしいとの祈り」。このほか、20代から50代まで各世代女性の希望と祈りを見つめ続けた物語の数々。「楽園のカンヴァス」で注目の名手が静かな筆致で描く、極上の短編集。
カスタマーレビュー
norweijan
、
じんわり沁みる優しさが心地よい
みんな誰しもいろんな事情を抱えていて、切なくてどうしようもないこともあるけど、大切な人のことを考えると力が湧いてくる。
辛い日々にじんわりと沁みる優しさに力をもらえる本です。
オリコう。
、
もっと長く読みたい
原田マハさんの作品は好きで、よく読みます。
オムニバスは短文で気持ちが入らないうちに読み終わってしまうので、あまり好きではないのですが、このオムニバスはどれも纏まっていて(無理に短く纏めていない)良い作品集でした。