源氏物語 ー 横笛
-
-
4.0 • 4件の評価
-
発行者による作品情報
『源氏物語』は、平安時代中期の女性作家、歌人、紫式部の作品。この作品は與謝野晶子に翻訳された。「37 横笛」である。日本の長編物語、小説である。初出は1971(昭和46)年11月30日改版。
カスタマーレビュー
moshikamoshika
、
父と子の会話が切ない
なるほど柏木とは溥儀の男衛門督(えもんのかみ)のことであった。ようやく納得。話の辻褄が合ってきた。光源氏と息子はだいぶ女性への対し方が違っている。幼い時に母を失った光源氏と、両親ともそろった息子と違いだろうか。それにしても紫式部はとても細やかに情景描写するかと思うと、ほとんど描写せずに後になって何のことかわかってくるような描き方をする。