源氏物語 ー 薄雲
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4.0 • 27件の評価
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発行者による作品情報
「源氏物語」は平安時代にかけて活躍した女性作家、歌人である紫式部の作品。與謝野晶子によって翻訳されたもの。全54帖の第19帖「薄雲」。この作品は底本の「全訳源氏物語 上巻」に収録されている。
カスタマーレビュー
moshikamoshika
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ハーレムの登場。
関わりを持った女たちを一堂に集めて同じ館に住まわせる。それが当たり前に思えてしまう源氏だが、そこへはゆこうとしない明石の気持ちが痛いほどわかる。源氏が愛した女たちは誰一人心から幸せではないのだ。そして今帝が真実を知ってしまう。物語はどこへ向かうのだろう。