発行者による作品情報

百姓一揆の企てを断念した信州・松代藩の青年・彦太は、自分も生き、人も生かすには、侍(さむらい)になるしかないと意気込み、家産を整理して江戸へ出て来てしまう。弁当仕出し屋をしている伯父・政右衛門の店を手伝う中で、彦太は、不況の中に享楽が混在している江戸の堕落を目の当たりにする。遂に御家人の株の取得の機会を得た彦太だが…。「まちがいはない、この人間達の脚を、一度、焼ッ原から、出直させるこった」──。自分の進むべき道に苦悩する主人公の姿を通して、幕末の世相を浮き彫りにした秀作。

ジャンル
小説/文学
発売日
2015
4月11日
言語
JA
日本語
ページ数
25
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
76.7
KB

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