野の春―流転の海 第九部―(新潮文庫)
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発行者による作品情報
昭和41年春、大学生になった伸仁は部活動にアルバイトに青春を謳歌し、房江は兎我野町のホテルで賄い婦の仕事を得て働いている。別居の熊吾は進行する糖尿病に苦しみながらも、木俣の高級菓子の夢、中古車センターの運営、森井博美の活計等、大小様々な難事の解決に奔走していたのだが……。37年の時を経て紡がれた奇跡の大河小説圧倒的な感動のフィナーレ。(解説・堀本裕樹)
カスタマーレビュー
競馬歴50ねん
、
読了
熊吾という男の何という生き方。
九冊の物語で様々に教えてもらった。
宮本輝さん刊行おめでとう御座います。
この後何を読めばいいのかお教え下さい。
ただ伸仁に似た「青が散る」の瞭平に会いたくなりました。