



青くて痛くて脆い
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3.7 • 131件の評価
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- ¥880
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発行者による作品情報
人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学一年の春、僕は秋好寿乃に出会った。周囲から浮いていて、けれど誰よりもまっすぐだった彼女。その理想と情熱にふれて、僕たちは二人で秘密結社「モアイ」をつくった。――それから三年、あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。そして、僕の心には彼女がついた嘘がトゲのように刺さっていた。傷つくことの痛みと青春の残酷さを描ききった住野よるの代表作。
APPLE BOOKSのレビュー
映画化、アニメ化を果たしたヒット作「君の膵臓をたべたい」の住野よるの青春小説「青くて痛くて脆い」。静かな大学生活を送ろうとしていた主人公・田端楓と、周囲を気にせず理想論を語るクラスメイト・秋好寿乃。同じ志を持ってサークルを立ち上げた2人の交流と別れを描く。著者が本書を通じて生々しく表現しているのは、社会人になる一歩手前で理想と現実に翻弄される若者たちの姿。何者かになろうとあがきながら、夢と挫折、期待と失望、信頼と裏切り、さまざまな経験を重ねていく。彼らのむき出しの自己顕示欲や、嫉妬心、理不尽な怒りなど負の感情は痛々しくもあるが、傷付きつつも精一杯生きようとする力強さやピュアな感情は切なくも美しい。楓と寿乃、物語の終盤で一度は袂を分かった2人が感情をあらわにして想いをぶつけ合うシーンには圧倒される。誰もが通過するであろう青春時代の終わりの困難をリアルに描き出した作品。読後には、さわやかな希望が心に残る。
カスタマーレビュー
八九寺推しです
、
ドロドロ
面白かったです!
ドロドロな展開があるけど…
ぽんちゃんがいいキャラだった
ほんがんじくんじん
、
残念
期待して読むとガッカリします。
あらすじのような素晴らしい作品ではありません。
住野よる自体は好きで他にも読んでいますが、1番つまらない作品ですね。
もう少し練り上げて書き上げるべきだったかなと。色々と甘いです。