「C62ニセコ」殺人事件
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3.8 • 4件の評価
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発行者による作品情報
一代で財をなした早川卓次は熱烈なSLファンでもあった。愛人の女優・榊由美子と函館本線を走る特別列車「C62ニセコ」で寛ぐ早川。同時刻、札幌のホテルで早川の妻が絞殺された。鉄壁のアリバイ! ところが、それを証言する由美子が東京のTV局で殺害された。早川逮捕にふみきる道警。しかし、十津川警部は……!? トラベル・ミステリーの粋(すい)を集めた傑作集。
カスタマーレビュー
前田 花と龍
、
読後感
C62ニセコ号は、平成7年11月3日まで運行されていたということですが、この本を読んで懐かしさがこみあげて来ました。ストーリーとしては、この蒸気機関車の列車ダイアに潜む盲点をついてアリバイ作りをした犯人を追いつめる十津川警部の奮闘が光っていました。一度ほぼ確定した犯人のドンデン返しも読者に飽きさせないストーリーとなっていた。