キネマの神様
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- ¥670
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発行者による作品情報
無職の娘とダメな父。ふたりに奇跡が舞い降りた! 39歳独身の歩(あゆみ)は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに、歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、切なくも心温まる奇跡の物語。第8回酒飲み書店員大賞受賞作!
APPLE BOOKSのレビュー
『楽園のカンヴァス』『ジヴェルニーの食卓』と、キュレーターの知識に裏打ちされた美術小説で人気の原田マハ。2008年に発表された『キネマの神様』は、知的好奇心を満たす代表作とは趣が違い、作者の実父とのビタースイートな思い出を下敷きにした温かな家族の再生物語。山田洋次監督、志村けん主演で映画化がアナウンスされたが、2020年、志村の逝去のため、その代役として沢田研二に託されることになった。ギャンブル依存症で借金癖のある父、円山郷直と、40歳手前で一流企業を辞めた娘の歩。映画の話だけでしかつながれなかった父と娘が、ひょんなことから老舗映画雑誌に関わることになり…。70年以上、映画ファンとして名画を楽しみ、ひそかに映画観賞日記を書き続けてきた父は、会話のあちこちに映画の知識をちりばめるのが常。娘は父の深い映画愛を知るうちに、過去の誤解とわだかまりを解いていく。『フィールド・オブ・ドリームス』や『七人の侍』などについて、彼が海外のひねくれ者ブロガーと熱く論戦するエピソードは、映画ファン必読。紹介される名画を大スクリーンで観たくなるはずだ。
カスタマーレビュー
素晴らしい
感動しました。
涙が止まらない。
こんな作品に出会えたことに感謝です。
暖かく美しく
映画化されたものも観ましたが全く別でした。でも根底に流れているものが同じと感じたのは何故でしょう。
泣けたわ‼️
マジ‼️
良かった!泣けたわ。
映画🎞観にいきます!
それと、TSUTAYAで、ニューシネマパラダイス借りて来ます!