アメリカの壁 小松左京e-booksセレクション【文春e-Books‪】‬

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発行者による作品情報

アメリカにトランプ大統領が誕生して以来、「いま読むべき作品」「現実がSFに近づいた」と改めて注目を浴びている作品。


ときは冷戦時代。ベトナム戦争以降のアメリカは国外問題への関心を急速に失いつつあった。「輝けるアメリカ」「美しいアメリカ」というスローガンを掲げて当選した大統領は、国内問題には熱心だが、対外政策はどこか投げやり。


そんなとき、アメリカは突然、出現した「壁」に囲まれ、外部との交通、通信が一切、遮断されてしまう。

しかし、なぜか大規模なパニックは発生せず、「アメリカは生きつづけるだろう」と語る大統領のもと、アメリカ国民は意外に落ち着いていた。


「どう考えたって・・・・・・これはおかしい」

アメリカ国内に閉じ込められた日本人ライターは、そんな状況を不審に感じて調査を始める。


「アメリカは、“外”の世界に、ひどくいやな形で傷つき、萎縮(シュリンク)しはじめた。そいつは認めるだろ? 今の大統領は、その方向をさらに強め、妙な具合にカーブさせた。彼は“幸福な新天地時代”のアメリカのノスタルジイに訴え、そこからの再出発を考えているみたいだった」

「たしかにアメリカにとっては、“すてきな孤立”だ」


そして男がたどりついた真相とは・・・・・・。


1982年に文春文庫から発売された短編集『アメリカの壁』から、表題作「アメリカの壁」だけを取り出し、電子書籍オリジナルとして発売!

ジャンル
SF/ファンタジー
発売日
2017年
2月10日
言語
JA
日本語
ページ数
66
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.7
MB

カスタマーレビュー

KOHEI!!

SFなんですけどね

ベトナム戦争後の疲弊した米国を舞台にしたSFなのだが話の中心は病んだ米国を描いている。当時の米国は人種問題など国内の問題を多く抱えて近代化へ進んだ時期であった。そんな時代背景の中で描かれたこの作品が現代のアメリカをまさに象徴しているのは小松左京が米国の本質を鋭く描いていたためで、今の米国は当時からあまり進歩していないことを感じさせる作品となっている。もちろんSFですからオチはあります。

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