八日目の蝉
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4.3 • 130件の評価
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- ¥640
発行者による作品情報
直木賞作家・角田光代が全力を注いで書き上げた、心ゆさぶる傑作長編。不倫相手の赤ん坊を誘拐し、東京から名古屋、小豆島へ、女たちにかくまわれながら逃亡生活を送る希和子と、その娘として育てられた薫。偽りの母子の逃亡生活に光はさすのか、そして、薫のその後は――!? 極限の母性を描く、ノンストップ・サスペンス。第2回中央公論文芸賞受賞作。
カスタマーレビュー
SHIGEJIJI
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思い出
エピローグ近くの回想シーンを読んでいく内に、懐かしさが染みてきました。
esu031110
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同じ母として
最初にこの小説を読んだのは10年ほど前、当時は薫に自分を重ねて、今回は3歳の娘の母としてもう一度読んでみました。
感想は一言では表せませんが、子供を持つ親の皆さんに読んでほしい。
思い出させてくれます。子供と過ごすこの騒々しい日々が、どんなに愛しいものなのか、あっという間にすぎてしまうものなのか、忘れてしまいがちですが、、、、、
子供と当たり前に過ごせる日常に感謝したい気持ちになりました。
めぐみ19
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ドラマもよかったけど
本だとやはり内面の描き方が秀逸。映画やドラマファンの方は読むとより迫るものがあると思います。