国境のない生き方 -私をつくった本と旅-(小学館新書)
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- ¥850
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発行者による作品情報
ヤマザキマリの名言満載、体験的人生論!
14歳で1か月間、欧州を一人旅。17歳でイタリアに留学し、どん底のビンボー生活も経験。様々な艱難辛苦を経験しながらも、明るく強く生きてこられたのは、本と旅、人との出会いのおかげでした!
この新書に登場する本は、三島由紀夫に安部公房、『百年の孤独』のマルケスに、『蜘蛛女のキス』のブイグ、漫画界からは手塚治虫に藤子・F・不二雄、つげ義春に高野文子など。
旅は、欧州一人旅に始まって、キューバ、ブラジル、ヴェトナム、沖縄、地獄谷のサルの温泉などが登場。
膨大な読書経験と、旅の記憶、強烈な半生に支えられたヤマザキマリの人生論は強くて熱い! 本書に登場する、ヤマザキマリの名言をさわりだけ紹介します(一部、要約しています)。
「ガンガン傷ついて、落ち込んで、転んでは立ち上がっていると、かさぶたは厚くなる。その分、たくましくなる」
「他人の目に映る自分は、自分ではない」
面白くて、勇気が湧き出る体験的人生論です!
カスタマーレビュー
アメリカにて
僕はアメリカの大学に編入し、現在4回生です。冬休みにアメリカでの生活を振り返りながら、この本を読ませていただいたのですが、自分の考えていたことがとても小さいものであったと気付かされました。僕はアメリカに来てもコテコテの日本人なので、自分の殻にこもるし、ちょっと黒人の人に意地悪されたらもう全てが嫌になってしまうような、ストレス耐性もないヒョロヒョロです。でも変わりたいと思っていたんです。マリさんのこの本、とても熱かったです。僕にはない熱さでした。傷つきながらも前に進む、それが当たり前。読み終わって大きく背中を押してもらえたようです。この本に出会えたことに感謝です。溜め込まずに吐き出す、それからやってみようかと思います。ありがとうございました。
一気に読みました
一気に読みました。海外に来てホテルの階段を滑って捻挫して松葉杖3日目の痛みも和らぎ少し気持ちも和らぎの時に。テレビの川口隊長、宜保愛子さんのくだりは一人笑い。あったあったそんな時代。さすが作家さんですね。あの時代のテレビの空気感を上手く表しているなあと感心。エネルギーもらいました。