常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)
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- ¥610
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発行者による作品情報
いつか終わる恋をしていた私。不意の病で人生の選択を迫られた娘。忘れられないあの人の記憶を胸に秘めてきた彼女。運命に悩みながら美術館を訪れた人々の未来を、一枚の絵が切り開いてくれた――足を運べばいつでも会える常設展は、今日もあなたを待っている。ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷……実在する6枚の絵画が物語を豊かに彩る、極上のアート短編集。(解説・上白石萌音)
カスタマーレビュー
オリコう。
、
『常設』展示室
この作品自体も、安定した原田マハ的物語で短編ながら読み応え充分だったのですが、私は解説の上白石萌音さんの文章を読んでこの小説の深い部分に気付かされました。
『特別』ではない『常設』である事の意味を何となく感じました。