硝子戸の中(新潮文庫) 硝子戸の中(新潮文庫)

発行者による作品情報

硝子戸の中から外を見渡しても、霜除けをした芭蕉だの、直立した電信柱だののほか、これといって数えたてるほどのものはほとんど視野に入ってこない――。宿痾の胃潰瘍に悩みつつ次々と名作を世に送りだしていた漱石が、終日書斎の硝子戸の中に坐し、頭の動くまま気分の変るまま、静かに人生と社会を語った随想集。著者の哲学と人格が深く織りこまれている。(解説・石原千秋)

ジャンル
小説/文学
発売日
1952年
7月22日
言語
JA
日本語
ページ数
124
ページ
発行者
新潮社
販売元
Shinchosha Publishing Co., Ltd.
サイズ
998
KB
こころ こころ
1918年
吾輩は猫である 吾輩は猫である
1909年
坊っちゃん 坊っちゃん
1906年
夢十夜 夢十夜
1992年
三四郎 三四郎
1912年
それから それから
1998年