• ¥780

発行者による作品情報

多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。

何の理由も告げられずに——。

死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。全米第一位にも輝いたベストセラー!

ジャンル
小説/文学
発売日
2015
12月4日
言語
JA
日本語
ページ数
432
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
979.3
KB

カスタマーレビュー

読書二級

なんとなく

なんとなく気になる事が幾つかあった。気になる事を残しつつ進んでいく物語によって、登場人物の人生が生々しく感じられた。小説とは、こういうものなのかなと思いました。

kuronoshin

村上春樹で検索すると「村上春樹をぶった斬る」という便乗商法の書評がでてきてたので電子書籍になってくれて嬉しいです

表題の通りです。
村上春樹で検索すると便乗商法の書評がわんさか出てきて、肝心の作品が出てこない事に憤りを感じていました。

売れない本を書いていた人なのか、それとも物語を描いたこともないような人なのかはわかりませんが、今時は批評なんて素人のレビューで十分です。

その素人なりのレビューですが、1Q86の次の作品という事で注目していました。

1973年のピンボールから13年後という時代設定の1Q86は村上作品の区切りとしてみていました。
本人は作品はフィクションとして公言していましたが、長編小説に関しては状況や設定を変えひとつの事象を暗喩として描いているように見えました。

それを1Q86では「生まれる」という結末で締めくくっていたため、自分なりに消化できたのだろうと思っていました。

本作品では、今までのような同じ事象のメタファーは見られず、時代にも囚われず、新たな一歩という印象でした。巡礼の年という表題にもあるように過去と向き合い乗り越えた姿を表現したかったのではないかと
思います。

スギン

人とのつながり

村上春樹さんの作品はいつも読んでいる間、自分がどこにいるのかをわからなくする。またいつも主人公と自分を重ねてしまう。人と人とのつながりは調和ではなく、傷であることに気づかされる。

村上春樹の他のブック