蟹工船 蟹工船

蟹工‪船‬

    • 3.9 • 967件の評価

発行者による作品情報

1929(昭和4)年に文芸誌『戦旗』に発表された小林多喜二の代表作で、プロレタリア文学の金字塔とも評される。小説の舞台となった「蟹工船」とは漁獲したタラバ蟹の加工設備を備えた大型船で、その過酷な労働環境は作品中の「おい、地獄さ行ぐんだで!」という会話に象徴されている。この作品に主人公はいない。“地獄”の乗組員は、「漁夫」「雑夫」「学生」と呼ばれ、労働法規も適用されず、死ねば海に捨てられる。そんな状況に無自覚だった彼らが、次第に自身の立場を自覚し、やがて権利意識に目覚めて、ストライキ闘争に立ち上がるまでが描かれる。作者の小林多喜二は非合法下の共産党に入党し、1933年に逮捕され、特高警察の拷問により惨殺された。

ジャンル
小説/文学
発売日
1929年
4月1日
言語
JA
日本語
ページ数
109
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
420.9
KB

カスタマーレビュー

yakumanable

飼殺し

ラストに蟹行船の船員たちがクーデターを起こしたのはスリリングで面白かった。最後どうなるかと思ったよ。先日のトルコのクーデター事件を思い出した。
労働者が会社に飼殺しされるのは形の違いこそあれ、いつの時代でも一緒ですね。

35678910

一部読めません。

2、3ヶ所で、文章が重なったように乱れて見える部分があり、判読できませんでした。

さはらやにかあ

はまはまひまはまは

ひまはたひたは

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