写真集 カマキリが見つめる四季の移ろい
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Publisher Description
<概要>
カマキリは、昆虫の中で最も人々に親しまれている種類の1つではないでしょうか。夏から秋にかけて子どもたちが網を持って追いかける姿をよく見かけます。カマキリが肉食であると言うこともよく知られていて、飼育しようとすると生きた虫を餌として用意する必要があります。そのようなこともあり、昆虫の生態に触れるきっかけを子どもたちに与えてくれている大切な存在でもあります。カマキリの仲間は日本では約10種類が知られています。その中で普段よく目にするのはオオカマキリとハラビロカマキリでしょう。しかし、オオカマキリと区別がつきにくいカマキリがいたり、幼虫の時期は特に識別が難しい場合があります。
本書ではそのようなカマキリを、四季を通して撮影してきた写真の中から、カマキリの成長ごとに章を分けて編集しました。カマキリは成虫で越冬することができず、晩秋に卵を産み生命を終えます。卵の期間は冬から春の終わりまでと意外に長く、春の終わり頃から初夏にかけて孵化をします。そこでこの孵化直後のまだ生まれたばかりの小さなカマキリの幼虫から第1章を始めることにしました。夏に向けてカマキリは大きく成長をしていきます。第2章では育ち盛りのカマキリの姿をご覧いただきます。秋になると立派な成虫になり晩秋に向けて産卵の準備に入っていきます。第3章ではこのようなカマキリの姿を、大きな鎌を振り上げる勇ましい姿も含めて集めてみました。冬から春にかけて見られるカマキリの卵は、スポンジ状の乾燥した泡のようなものに包まれている卵鞘の姿をしています。最後の第4章ではそのような卵鞘を集めてみました。
<目次>
はじめに
第1章 初夏・カマキリの誕生
第2章 夏・カマキリの成長
第3章 秋・カマキリに吹く風
第4章 冬から春・カマキリが見る夢
おわりに
撮影データ
<著者紹介>
Mushiqubo(ペンネーム)、横浜市在住。
<著者のウェブサイト>
2000年からネイチャーフォトを中心に日々の散策で撮影した写真を自身のウェブサイトに掲載してきました。2011年からは現在のウェブサイト「Mushiqubo’s Photo Gallery」で、ブログ風に短い文章を添えて日々写した写真を発表しています。
Mushiqubo’s Photo Gallery (Mushiqubo Page): https://mushiqubo.jimdofree.com/
2020年4月には、『「花ときどき虫」または「虫ときどき花」』をテーマに、花や昆虫の写真を紹介するInstagramを始めました。スマホでは撮れないような写真を、なるべく目指すようにしています。
Instagram: https://www.instagram.com/mushiqubo/