カラフル
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発行者による作品情報
老若男女に読み継がれる、不朽の名作。
生前の罪により輪廻のサイクルから外されたぼくの魂が天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。
真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになる……。
実写映画、アニメにもなった、累計100万部突破の青春小説!
解説・阿川佐和子
※この電子書籍は1997年7月に理論社より刊行された単行本を、文春文庫より文庫化したものを底本としています。
APPLE BOOKSのレビュー
ユニークな設定とユーモアを交えた親しみやすい語り口で、深いテーマ性のある物語を軽やかに紡ぎ上げた、森絵都によるベストセラー小説『カラフル』。「おめでとうございます、抽選に当たりました!」と天使に声をかけられた主人公の“ぼく”は、一度死んだはずの人間の魂。生前の罪によって輪廻のサイクルから外されたものの、当選したことで再挑戦のチャンスを与えられる。再起の条件は、自殺した少年・真(まこと)の体に“ホームステイ”して自分の犯した罪を思い出すこと。“ぼく”は天使に言われるがまま、真として新生活を始めるのだが…。奇想天外なストーリーの奥に描かれるのは、人生観や死生観といった深いテーマ。読者はいつしか“ぼく”と一体となって、他人の視点から客観的に人生を見つめることを経験する。読み終えた後には、世界が少しだけこれまでと違って見えるはず。過去には今作を原作とした同名の実写映画とアニメーション映画が国内で制作されたほか、翻訳版が人気のタイでも『ホームステイ ボクと僕の100日間』と題して映画化されている。
カスタマーレビュー
カラフル
ずっと真夜中でいいのに の 袖のキルトの影響で読み始めました
人生をやり直すチャンスもらえたような気分
今からでも変われるよと背中を押してもらえるような本だった
身体を借りてると思って思い切り再挑戦したい
今私が生きてる世界も、ホームステイ先
他人事のように客観的に見れたら、追い詰めて死のうなんて考えないかな
人生を考えすぎて不安になる私にぴったりの本だった
行き詰まったら力抜いたら何かが変わって案外うまく行くのかも
最高
読んで絶対に損しないと思います!!
3.5
という評価