コロボックル物語1 だれも知らない小さな国
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4.5 • 11件の評価
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- ¥750
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発行者による作品情報
私たちが、すっと読み継いでいきたい物語。250万人が愛した、日本の小人(コロボックル)の物語、復刊! ――びっくりするほど綺麗なつばきが咲き、美しい泉が湧き出る「ぼくの小山」。ここは、コロボックルと呼ばれる小人の伝説がある山だった。ある日、小川を流れる靴の中で、小指ほどしかない小さな人たちが、ぼくに向かって手を振った。うわあ、この山を守らなきゃ! 日本初・本格的ファンタジーの傑作。<全6巻>
◎「久しぶりで本書を読んで感じたのは、これはなんと、純度の高いラヴストーリーそのものではないか、という驚きだった。」<梨木香歩「解説」より>
◎「初版が出て五十一年、いつのまにか本は半世紀を越えて生き、作者の私は八十歳を過ぎてしまった。いくつになろうと、私が作者であるのはまちがいないのだが、このごろはなんとなく自分も、読者の1人になっているような気がする。そして読者としての私も、この再文庫化を大いに喜んでいる。」<佐藤さとる>
◎「これが、僕がコロボックルを描く最後になるかもしれない。」<村上勉>
APPLE BOOKSのレビュー
児童書のファンタジージャンルの中でも金字塔的な作品として名高い、佐藤さとるの『コロボックル物語1 だれも知らない小さな国』。子どもの頃、この世界の他に、自分の知らない世界がどこかに存在すると想像した人は多いだろう。雲の上の国、地下の国、扉の向こうの不思議な国、そして小人の国。コロボックルとは、アイヌ語で「ふきの葉の下の人」と呼ばれていた小さな人々のこと。これはそんな人たちと少年の不思議な出会いと交流の物語。主人公の“僕”は、生まれ育った村の鬼門山と呼ばれる小山の中で自分だけのお気に入りの場所を見つける。古い言い伝えで「こぼしさま」という小さな魔物が住んでいるとされてきたこの場所で、ある日“僕”は小さな人たちと出会う。子どもの頃にこの作品と出会った読者は、あの時読んだワクワク感をありありと思い出し、大人になって再読した時にはまた新しい読後感を覚えるはず。いつでも、何度でも出会ってほしい作品。1959年に出版されてから、長い間多くの読者を引きつけてやまない輝きを放つ名作だ。