変な絵
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- ¥1,600
発行者による作品情報
ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」! タイトルは『変な絵』。
見れば見るほど、何かがおかしい? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。
いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!? その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー!
※前作『変な家』の“キーマン”栗原も登場!
※購入者「全員特典」として、雨穴による第一章「風に立つ女の絵」オモコワ朗読動画(1時間)つき! 2023年10月までの配信を予定していますが、予告なく中断・終了する場合があります。
APPLE BOOKSのレビュー
デビュー作『変な家』が話題となり、謎の覆面ホラー作家として注目を集める雨穴。ミステリーやホラーの怪談話を投稿する動画配信者としても人気を誇る。書き下ろし長編作となる2作目『変な絵』はブログに投稿されたスケッチをめぐるホラーミステリーで、読みやすい文体が魅力の快作。新婚の男性が惚気(のろけ)話をつづる楽しそうなブログかと思いきや、謎の投稿を残してブログは閉ざされてしまう。投稿されていたそれぞれのスケッチは一見すると何の問題もなさそうだが、よくよく見ていくと違和感を覚えずにいられない。隠された謎が明らかになるにつれて、読者の油断をつくように物語は不気味さを増していく。さまざまな視点から語り紡がれる本作は、ブックという媒体ならではの仕掛けと遊び心が随所に見られる。一見無関係な出来事がつながっていき、まるでパズルのピースがきちんとはまるような感覚が気持ち良くて思わず一気読みしてしまう、そんな楽しい読書体験が味わえるだろう。
カスタマーレビュー
こっちは本物
変な家は尺の都合もあってなのか、途中から展開が粗雑になったり、突飛な意見が次々と当たっていって厚さに反して一瞬で読めたイメージはあったが、こっちは色々と予想外で面白かった。
ただ読み終わるのは早い。2時間かからない。
一つ一つが単独の物語だと思わせるには仕方無かったのかもしれないが、事件の時系列が分かりにくかったのが勿体ない。しかしこのストーリー、満足は出来ると思う。
相変わらず面白い!
変な家も面白かったですが、この作品はさらに怖さと複雑さが進化した感じ。
めちゃくちゃ好きです。
小さめのどんでん返し…?が何度か起きていて、「おぉ…」って感じでした。
あとは相変わらずの読みやすさ!!
変な家とはまた違った書き方でしたが、すらーっと入ってくる感じで2時間弱で読めました。
一気読みした
第1章鳥肌たった。