発行者による作品情報
『グリム童話』の中でも極めてホラー色の強い作品。母親が違うにも関わらず仲の良い兄妹に、ある日、悲劇が訪れる。継母が兄を殺してしまったのだ。兄は切り刻まれてシチューにされてしまう。悲しんだ妹が兄の骨を杜松の樹の下に埋めると……。「カニバリズム(食人)」という怪奇性をモチーフにしながらも、最後には悪は倒される勧善懲悪という童話の主要なテーマの完成度が際立つ作品となっている。この作品の原作者はドイツのロマン主義の画家ルンゲと言われ、グリム兄弟はそこからインスピレーションを得たという説が有力となっている。
カスタマーレビュー
なやまさか
、
すごく怖い。
すごく怖いお話です。でも、今まで読んだことがない物語を無料で読めて、良かったです。