源氏物語 ー 須磨
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4.0 • 32件の評価
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発行者による作品情報
「源氏物語」は平安時代にかけて活躍した女性作家、歌人である紫式部の作品。與謝野晶子によって翻訳されたもの。全54帖の第12帖「須磨」。この作品は底本の「全訳源氏物語 上巻」に収録されている。
カスタマーレビュー
moshikamoshika
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光源氏の良さが少しずつ沁みてくる
失脚した光源氏ではあるが、関わった女の面倒を見ている。財力があるとはいえ、なかなか見直すべきことに思える。源氏物語は、読んでいて訳がわからないまま読み進んでいるといつの間にか、契ったり、争ったり、官位を剥奪されていたりする。それは読んでいくうちにはっきりとわかってくるそんな構造になっている。