村上龍映画小説集
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- ¥460
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発行者による作品情報
1970年、横田基地、ドラッグとセックス、そしてベトナム戦争の影...。
無力感に苛まれる1人の18歳にとって、ただ唯一、映画だけが、過剰な魅力にあふれ、退屈な現実を忘れさせるものだった...。
甘い生活/ラスト・ショー/地獄に堕ちた勇者ども/大脱走/狼は天使の匂い/ブルーベルベット/アラビアのロレンス/地獄の黙示録/ロング・グッ ドバイ/レイジング・ブル/スコピオ・ライジング/ワイルド・エンジェル
全12編からなる連作短編集。平林たい子文学賞受賞作。
電子版では、表紙と章タイトルに、ストーリーを象徴するフィルムリールのアニメーションを挿入。
カスタマーレビュー
深谷の鈴木
、
酒が飲みたくなった
久々に読んだが、20代で読んだときも面白かったが、40代で読んでも楽しめました。酒を久しぶりに飲みたくなりました。断酒4日目ですが。
clash zero
、
無力感
ちょっと自分の体のせいか、限界やいっぱいに頑張れなくて無力感にとらわれる。頑張らなきゃいけないかもしれないのに頑張れない自分に投影したかのような作品
だからか、読むと安定する。もちろん満足するし、福生に住む僕には刺激的だ。