東京奇譚集(新潮文庫)
-
-
4.1 • 14件の評価
-
-
- ¥700
-
- ¥700
発行者による作品情報
肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却……。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。
ジャンル
小説／文学
発売日
2007年
12月1日
言語
JA
日本語
ページ数
175
ページ
発行者
新潮社
販売元
Shinchosha Publishing Co., Ltd.
サイズ
949.8
KB
カスタマーレビュー
ヌード最高
、
奇妙な短編集
これは村上ワールドが全開の短編集と言えるだろう。とにかくどの短編にも奇妙な事柄が持ち上がる。
その奇妙さには、意外性があって、小説を面白く魅力的なものにしている。フィクションならではの面白さだ。
深い意味は分からないが、十分楽しめる短編集になっている。