



羊と鋼の森
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4.0 • 250件の評価
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- ¥700
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発行者による作品情報
第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス!2016第1位……伝説の三冠を達成!
日本中の読者の心を震わせた小説、いよいよ文庫化!
ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
高校生の時、偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来、調律の世界に魅せられた外村。
ピアノを愛する姉妹や先輩、恩師との交流を通じて、成長していく青年の姿を、温かく静謐な筆致で綴った物語。
解説は『一瞬の風になれ』で本屋大賞を受賞した佐藤多佳子さん。
豪華出演陣で映画完成!
外村青年を山崎賢人、憧れの調律師・板鳥を三浦友和、先輩調律師・柳を鈴木亮平、ピアニストの姉妹を上白石萌音、萌歌が演じています。2018年6月8日公開。
「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」
カスタマーレビュー
調律師というお仕事
私の近くにはピアノが無く、したがって調律師も見たことがありません。
チョット想像できない仕事です。
主人公は、専門学校を卒業して、調律師の仕事につき1人前になるまで、日々修行、先輩たちに教えられたり、悩んだりしながら成長していく過程がよく描かれていて面白かったです。
大好きな本
1人の青年が調律師として成長していく、その人生の一部分を切り取ったようにとても瑞々しく、一気に読めました。
描写といい、登場人物を取り巻く人間模様といい、宮下さんの良さが詰まった一冊です。迷ってる人にも自信を持ってお薦めします
羊と鋼の森
久しぶりに読み応えのある一冊に出会えました。
自分も森に誘われるような心持ちになり爽やかさを得ました。
一気にに読みたくなる本です。双子の展開もワクワクしながら期待を裏切らないものでした。また、読みたくなる一冊です。