葉桜と魔笛 葉桜と魔笛

葉桜と魔‪笛‬

    • 4.3 • 169件の評価

発行者による作品情報

『葉桜と魔笛』は、日本の小説家太宰治。この作品は底本の「「太宰治全集2」ちくま文庫、筑摩書房」では「日本の小説・文芸」としてまとめられている。

ジャンル
小説/文学
発売日
1992年
9月28日
言語
JA
日本語
ページ数
11
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
13.6
KB

カスタマーレビュー

長くなっちゃった

うつくしい傑作

母が没し、厳格な父は全く家事ができず、妹はすぐに死にそうな生活苦にあった当時若き女性だった老婦人の回顧。
キリスト教を信仰していた主人公は死にゆく妹のために一世一代の大芝居に出る。そこで語られる言葉が太宰治の最も言いたいこと。
今後一生解けない謎があるからこそ思い出が鮮やかに残り続ける。家族の愛情に飢えた太宰だからこその作品。

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20歳姉と18歳妹そして男との三角関係を妹の死を交えて55歳になった姉の回想録

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自由がなかった時代。
自由が何なのかは、わからないが
少なくとも、現代よりは、自分のことよりも優先すべきことの多かった時代がよくわかる。そして、不自由の中にだけ、純粋なものが存在するのでは、思わされた。

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