人‪生‬

    • 3.6 • 90件の評価

発行者による作品情報

夏目漱石初期の小論で、漱石30歳の時、第五高等学校「龍南会雑誌」に「教授夏目金之助」名義で発表された。「空を劃くして居る之を物といひ、時に沿うて起る之を事といふ、事物を離れて心なく、心を離れて事物なし、故に事物の変遷推移を名づけて人生といふ」の書き出しで始まる、「人生」についての考察。「真相は半ばこの夢中にあって隠約たるものなり」「不足の変外界に起り、思ひがけぬ心は心の底より出で来る、容赦なくかつ乱暴に出で来る」など、後に漱石の作品の重要なテーマとなった考え方が披歴されている。小論とはいえ、人生を深く洞察した文豪ならではの人生論は、多くの示唆に富んだ警句と教訓に満ち溢れている。

ジャンル
小説/文学
発売日
1972年
10月26日
言語
JA
日本語
ページ数
8
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
273.8
KB

カスタマーレビュー

しゅん二

むずかしい

意味わからぬ。

どうのすけ

意味わからぬ、しかし…

やや読みにくいですが、なにか有難いことが書いてありそうな文章です。

なんでも初期の漱石作品をよく理解するには漢詩だか漢籍だかの知識が必須であるそうです。

とりあえず
「他人を批判するときには自分の愚かさを忘れる…」
うんぬんの箇所はこころに留めておいて損はしないでしょう。

mh-exilefamily

人生を読んで

非常に面白かったです。文章自体の言葉は難しかったですが、現代の日本人が必ず読むべき一冊だと思います。

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