河童 河童

河‪童‬

どうか Kappa と発音してください

    • 4.0 • 364件の評価

発行者による作品情報

「これは或精神病院の患者、――第23号が誰にでもしゃべる話である」と始まる『河童』は、河童を追いかけてるうちに河童の国に迷い込んだ男の体験記という形式で物語が進んでいく。人間社会とは何もかもが正反対の河童の国では、雌の河童が雄を追いかけ、胎児には出産の際に生まれるべきか否かの選択権があり、さらに悪遺伝を撲滅するために健全な河童と不健全な河童との結婚が奨励される。それは、人間社会への痛烈な風刺であり、批判でもある。初出は、1927(昭和2)年発行の総合雑誌『改造』。この年、芥川は「ぼんやりとした不安」という言葉を残して自殺する。『河童』は芥川晩年の代表作で、彼の命日(7月24日)が「河童忌」と呼ばれる由縁となっている。

ジャンル
小説/文学
発売日
1931年
3月2日
言語
JA
日本語
ページ数
69
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
458.4
KB

カスタマーレビュー

七山月子

楽しく読ませていただきました

河童に会いたいような会いたくないような気分です。河童が少し好きになりました。

メイノイ

龍之介の作品

にこういうのがあるとは知らなかった。

ぷーまん井上

うーん。

カッパの世界観で当時を皮肉ってたり、考えたりしてる。結局何が1番伝えたいかが私にはわからなかった。

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