猫の事務所 猫の事務所

猫の事務‪所‬

    • 3.9 • 774件の評価

発行者による作品情報

1926(大正15)年に文芸雑誌『月曜』発表された、宮沢賢治の数少ない生前発表童話のひとつ。猫の歴史と地理を調べる猫の第六事務所。そこには大きな黒猫の事務長、一番書記の白猫、二番書記の虎猫、三番書記の三毛猫、そして嫌われ者の四番書記の竈(かま)猫がいた。ある時、やさしかった黒猫までもがいじめに加わるようになり、竈猫は仕事を取り上げられてしまう。そんなとき獅子が現れ事務所の解散を命じる。猫たちののん気な仕事ぶりが、役立たずの官衙(役所)を見事に風刺している快作。物語の最後、「ぼくは半分獅子に同感です」と結ばれるその真意とは……。『猫の事務所』の舞台となった「第六事務所」は、花巻市の旧稗貫郡役所がモデルと言われる。

ジャンル
小説/文学
発売日
1990年
1月29日
言語
JA
日本語
ページ数
11
ページ
発行者
Public Domain
販売元
Public Domain
サイズ
373.9
KB

カスタマーレビュー

ニックネームって必要か❓

すごくわかりやすい

嫉妬から嫌がらせをする構図がわかりやすい。道徳の時間に読むといいと感じた。終わり方がスッパリして気持ちいい。

ぴよきんちゃくまる

初めはわからなかった

読み終わった時は読み取れなかったが、学校や会社などの狭いコミュニティに囚われすぎてはいけないと言うことなのかと少し考えてから思った

summer111111x

現代社会に通じるものがある

いつの時代もくだらない人間はいるものだ。猫もまた然りだろう。

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