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発行者による作品情報

一瞬の閃光に街は焼けくずれ、放射能の雨のなかを人々はさまよい歩く。原爆の広島――罪なき市民が負わねばならなかった未曾有の惨事を直視し、“黒い雨”にうたれただけで原爆病に蝕まれてゆく姪との忍苦と不安の日常を、無言のいたわりで包みながら、悲劇の実相を人間性の問題として鮮やかに描く。被爆という世紀の体験を、日常の暮らしの中に文学として定着させた記念碑的名作。野間文芸賞受賞。

ジャンル
小説/文学
発売日
1970
6月29日
言語
JA
日本語
ページ数
338
ページ
発行者
新潮社
販売元
Shinchosha Publishing Co., Ltd.
サイズ
1.1
MB

カスタマーレビュー

スッピンおばさん

全世界の人に読んで頂きたい本です。

私は、間もなく還暦のいい年ですが、思い切って読んで良かったと思います。戦争の悲惨さはいろいろ聞いたり、見たりしたつもりですが、この本を読んで、こんなに悲惨であったのかと、改めて知ることが、出来ました。文章を読むとき、自分なりに想像して頭の中で映像化するのですが、今回は、あまりの悲惨さに、想像しないようにして、読み進むところも多々ありました。
どんな理由があっても、戦争は、反対です。
改めて強く思いました。

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